皆さんこんにちは。福岡県北九州市を拠点に、水まわりを中心とするリフォーム、リノベーションなどを手がけている株式会社HRです。
毎日の料理に使うキッチンは、何かとゴチャゴチャしがちな場所です。食器に調理器具、食材に調味料など、置いておきたいものがたくさんあるため、収納スペースが不足して困ることもあるでしょう。そんな時は、リフォームで収納スペースを増やすのが有効です。ここでは、キッチンにおすすめの4つの収納スペースと、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
■キッチンが片付かない時は、リフォームで収納スペースを増やしましょう!
キッチンが思うように片付けられない時は、整理整頓ができていない場合もありますが、単純に収納スペースが不足している場合もあります。そのような時の解決方法の1つが、前回の記事でもご紹介したパントリー(食品庫)の設置です。
パントリーの詳細はこちらへ
https://h-renovation.jp/blog/rehome/147391
しかし、パントリーの設置にはある程度のスペースを必要とするため、キッチンやその周辺にスペースの余裕がなければ設置できません。その場合は、リフォームでキッチンに収納スペースを後付けするのがおすすめです。主な方法としては以下の4つがあります。
1:背面(壁側)収納の設置・拡張
2:吊り戸棚の設置
3:床下収納の設置・増設
4:戸棚・キャビネットの交換
次の項目からは、これら4つのメリット・デメリットを解説します。
■背面(壁側)収納を有効活用し、キッチンをすっきり
背面収納とは、アイランド型やペニンシュラ型といった「対面キッチン」において、キッチンの後ろ側(壁面)にある収納スペースを指します。このタイプのキッチンでは背面(壁側)が丸ごと空くので、収納を設置できるのです。リフォーム費用の相場は20万円~50万円程度です。
・メリット
背面収納は、ラックやキッチンボード(カップボード)を使って調理家電を配置できるのがメリットです。最近は炊飯器や電子レンジだけでなく、さまざまな種類の調理家電が登場しており、便利な反面置き場所に困る場合も多いと思われます。その点、背面収納があれば調理家電をすっきり配置でき、皿なども収納しておけるのです。
・デメリット
背面収納を設置する時は、「キッチンの後ろにある」という点を忘れてはいけません。キッチンが狭いのに、開閉にスペースが必要な収納(フルオープンタイプなど)を選ぶと、開閉がしにくくなり使い勝手が悪くなります。そのため、キッチンの通路幅に余裕がある場合や、よく使うものを置く場所を増やしたい方などにおすすめです。
■お手軽に収納スペースを増設したいなら吊り戸棚
吊り戸棚とは、キッチン内の壁の上部や天井に直接取り付けられた収納スペースを指します。設置・増設リフォームの費用相場は、10万円~20万円程度です。
・メリット
吊り戸棚は、スペースがあって下地が木材であれば、DIYでも比較的簡単に設置できます。また、天井付近の空間はもともとデッドスペース(使えない空間)になりがちなので、そこを有効活用できるのは大きなメリットです。施工費用もそれほど高くありません。
・デメリット
吊り戸棚は壁や天井に直接取り付けるため、収納物の重量が制限されます。また、多くの場合は出し入れするのに踏み台が必要です。そのため、あまり重いものや頻繁に使うものを収納するのには向いていません。荷重に耐えられるかどうか、事前に十分検証した方がいいでしょう。
このような特徴から吊り戸棚は、安価にリフォームを行いたい方や、業者を家に入れたくない方におすすめです。他に有効活用できるスペースがない場合にも向いているでしょう。
■見えない収納スペースなら床下収納
床下収納は、文字通りキッチンの床下に作る収納スペースです。他の収納スペースと異なり、普段は床下に隠れているため見えません。設置・増設リフォームの費用相場は、10万円~20万円程度です。
・メリット
他の収納方法は、棚などを設置するためキッチンが狭くなる場合があります。しかし、床下収納なら、キッチン内のスペースはそのままに収納力を増やせます。もちろん見た目も変わりません。
・デメリット
分譲マンションの場合は、床下がすぐコンクリートになっているなどして、床下収納を設置できないことがあります。この場合は他の収納方法を選択するしかありません。
こういった点から、床下収納はキッチンが狭くてスペースに余裕がない場合や、キッチンの見た目を変えたくない方におすすめです。
■戸棚・キャビネットを収納力の高いものに交換する
システムキッチンは、戸棚やキャビネットといった収納スペースがセットになっています。これらを新しいものに交換しても、収納力をアップさせることができます。交換の費用相場は製品にもよりますが、60万円~180万円程度です。
・メリット
最新のシステムキッチンはできる限りデッドスペースをなくし、収納力を高められるようにデザインが工夫されています。そのためキッチンが古い場合は、最新のキッチンに交換するだけでも収納力が大きくアップすることが多いのです。また、収納スペースを立体的にして出し入れしやすくしたり、少ない力でも扉や引き出しを開閉できるようにしたりといった工夫も施され、とても使い勝手がよくなっています。
・デメリット
最新のシステムキッチンはとても便利ですが、キッチン全体を交換すると費用が高額になります。いろいろなオプションをつけられることも多いのですが、本当に必要なのかどうかはよく考えなければなりません。
これらの点を考慮すると、キッチンの交換リフォームが向いているのは、予算に余裕がある方や今使っているシステムキッチンが古い方です。もちろん、最新のキッチンの機能に興味がある場合も、リフォームを検討するといいでしょう。
このようにキッチンの収納スペースは、どれもメリットとデメリットがあります。収納に困らない快適なキッチンを作るためには、キッチンのスペースや使い方に応じた収納を選ぶことが大切です。まずは専門業者に相談し、ご自宅に最適な収納スタイルを探してみてはいかがでしょうか。
福岡県北九州市のHRでは、年間600件以上もの工事を手掛けており、豊富な実績と確かな技術力があります。キッチンへの収納スペースの設置はもちろん、機能性を重視した水回りリフォームを中心に、さまざまなおうちのリフォームに対応可能です。
お客様に喜んでいただけるよう、手直しに制限を設けておらず、ご納得いくまで調整いたします。アフターフォローやスピーディーな対応にも定評があり、職人も丁寧で親しみやすいと評判です。お見積もりや現地調査は無料で行っており、即日~数日以内に対応できます。水回りのお悩みがございましたら、お気軽にHRまでご相談ください。