皆さんこんにちは。福岡県北九州市を拠点に、水まわりを中心とするリフォーム、リノベーションなどを手がけている株式会社HRです。
キッチン設備のなかでもとりわけ人気が高いのが、ビルトイン食洗機。
新築やリフォームをしてよかったことは?と家について感想をうかがっても、「ビルトイン食洗機を入れられてよかった!」と、食洗機の話が返ってくるほど人気です。
さて、そのビルトイン食洗機、リフォームするにあたって知っておきたいことがいくつかあります。今回は賢くビルトイン食洗機を導入するノウハウを解説します!
■そもそもビルトイン食洗機って?あったらどんなメリットが?
食洗機といえば、キッチンなどのカウンター上に置いて使用するタイプをイメージされる方も多いことでしょう。けれどもこれではキッチンカウンターが狭くなってしまいますよね。
その点、キッチンのキャビネット部分に埋め込むビルトイン食洗機なら、カウンターを広々使えます。卓上型に比べてパワフルで大容量で、一度に洗える量も段違い。
1日の洗い物を夕食のあと一気に片付けてしまえば、さらに家事ラクを実現できます。
ボタン一つですべてが完了するために、冬場の辛い水仕事とはもうサヨナラ。油汚れだけでなく茶渋も落とせて、手洗いより断然キレイです。
乾燥機能がついていれば、洗って拭くという立ち仕事もなくなり、体力的にもラクなのもうれしいところ。庫内で乾燥もしっかりやってくれるので、カウンターの上で食器を乾かさずに済み、キッチンがいつでも片付いているように見えますよ。
■ビルトイン食洗機って後付けできる? 寿命は何年?
ビルトイン食洗機は新築時にキッチンとフルセットで新設しないと……と考えがちですが、実は単体で交換可能です。
またビルトイン食洗機の耐用年数は10年ほどと言われているので、長年使っている方は、突然故障する前に買い換えるのが正解。
10年前と今の新機種では、性能や省エネ効果がまったく異なります。
では、ビルトイン食洗機を後付けする際の設置条件を紹介します。
・キッチン自体に十分な寸法が十分あること
ビルトイン食洗機はキッチンのキャビネット部分に埋め込むため、キャビネット部分に少なくとも奥行き60cm×幅45cm×高さ75cm以上が必要になります。
・セクショナルキッチンでないこと
セクショナルキッチンとは、シンク・コンロ・キャビネットなどパーツが独立したものを組み合わせたキッチンのことで、賃貸住宅でよく見られます。最小限の寸法設計のため、基本的に設置は難しいと言われています。
・持ち家に住んでいること
賃貸住宅では大家さんや管理会社の許可なしに、設備をリフォームすることは厳禁。
無断で交換すると、原状回復費用が請求されるなど、退去時のトラブルの原因もなります。
賃貸にお住まいで食洗機の設置をお考えの方は、別の方法で食洗機を取り付けられるケースもあるので、まずは水まわりのプロにご相談ください。
■後付けの工事費用ってどれくらいかかるもの?
金額の相場は、食洗機本体の価格も合わせて約10~25万円程度。
ただし海外製は40〜50万と本体価格が跳ね上がり、海外製が取り付けられる国産のシステムキッチンは限られていることは知っておきましょう。
一般的にビルトイン型の食洗機はDIYで取り付けができないため、工事費とセットで販売されているケースが多く、本体を自分で購入して工事を別途依頼するよりも、トータルで見ておトクです。
ちなみに本体価格はメーカーや機能、グレードによって異なり、オプション機能が多いほど本体価格も高くなりますので、予算に応じて適切に機能を見極めましょう。
■工事費の内訳ってどうなってるの?詳細を示さない業者は要注意!
業者に見積もりをとったとき、「〇〇一式」と記載されて工事内容の内訳がきちんと書かれていないようなら要注意。
内訳を開示しない業者は、相場よりも高い見積もりを出していたり、施工技術が信頼できない可能性があるので避けたほうが安心です。
ちなみに工事内容の内訳は、「設置費」「給排水管工事費」「排水管工事費」「電気工事費」「撤去処分費(収納などの処分費用)」「諸経」などからなるのが一般的です。
■工事に追加費用がかかるケースも
キッチンの配置や条件次第では、追加工事が必要になるケースもあります。
内容としては、排水管の延長、コンセントの増設、給湯管の分岐の増設、電気回路新設などが挙げられます。
後付け工事をする際は、食洗機本体を給湯管と排水管につなげなければなりません。通常、給湯管と排水管はシンクの下にあるので、食洗機を設置したい位置から離れていると、管を延長する必要があります。
また、食洗機には100Vの電圧が必要なので、近くにコンセントがないと増設をすることになります。
■ビルトイン食洗機の後付けでおさえておきたいポイント
後付けでビルトイン食洗機を設置する場合、注意したいポイントが3つあります。
・食洗機のサイズ
ビルトイン食洗機は一般的に浅型・深型の2種類に分けられます。本体価格はもちろん後付けのための必要寸法も異なってくるので、適切な見極めが必要です。
一度に洗える容量も異なるので、1日1回で洗いものを済ませたいのか、食事ごとに洗いたいのか、ライフスタイルを見直しましょう。
そして平均的にどんなサイズの食器を1回の食事(あるいは1日)で使うのか、鍋やフライパンも食洗機で洗いたいのか、要望を書き出して整理してみるとよいですよ
・設置場所
一般的にはシンク横のキャビネットを撤去して設置しますが、十分な寸法があればシンク下にも設置できます。
「どこ」に設置したいのか、寸法は十分なのか、この二つをしっかり確認したうえで導入しましょう。設置場所によっては選べる機種も変わるので、迷っている場合は水まわりのプロに相談するとよいですよ。
・機能性
乾燥機能は家事ラクのためにマストと考えて。手間が省けることはもちろん、庫内で濡れたまま食器を放置していると不衛生です。ちなみに海外製は日本製と異なり、高温のお湯で洗って余熱で乾かすタイプなので、きっちり乾かしたいのなら日本製のほうがオススメです。
また最近は、エコモードやタイマー機能などオプションが豊富。
カビを抑制するプラズマクラスターや除菌効果を上げるスチーム、銀イオンなど、洗浄効果もさまざまです。
また通常は、乳幼児の食器や哺乳瓶の洗浄は推奨されていませんが、重曹が使えて乳幼児への安全性を謳っている機種もあります。
ビルトイン食洗機の後付けなら、実績豊富なHRにお任せください!
HRは年間600件以上もの工事を手がける豊富な実績があり、理想を叶えるために最適なご提案をいたします。アフターフォローやスピーディーな対応にも定評があり、お見積もりや現地調査は無料で、即日あるいは数日内に対応可能です。
後付けでビルトイン食洗機の設置をご検討されている方や、今の食洗機の交換を検討中の方も、まずはHRまでご相談ください。1人1人に合った最低なご提案をいたします。
ご家庭のニーズと予算をすりあわせたベストなチョイスをして、家事ラクとスッキリしたキッチンを実現しましょう!